いじめや不登校について参加者が意見交換したフォーラム=上越市の上越教育大
いじめや不登校について参加者が意見交換したフォーラム=上越市の上越教育大
いじめや不登校について参加者が意見交換したフォーラム=上越市の上越教育大

 新潟県上越市の上越教育大は、いじめや不登校をテーマにしたフォーラムを上教大で開いた。いじめの発見が難しい背景について大人と子どもが一緒になって議論し、不登校経験者らによるシンポジウムも行われた。

 上教大が「いじめ・生徒指導研究研修センター」の拠点を10月に開設したことを記念して企画し、19日に開催した。公募で集まった小中学生や大学教員、保護者ら約140人が参加した。

 上教大教授でセンター長の高橋知己さんが「こどもサミット」と題した授業を行い、小中学生とフォーラム参加者が「いじめの発見が難しいのはなぜか」をグループ討論した。

 各グループが発表し「教師の目が届かないところでいじめが起こっている」...

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