第四北越銀行(新潟市中央区)と大光銀行(長岡市)が4月に始めた成年後見制度の手続き書類共通化で、10月から長岡信用金庫や県信用組合など県内の九つの金融機関が加わった。共通化する金融機関を拡大し、顧客の利便性向上を図る。

 新たに加わったのは他に、興栄、はばたき、協栄、巻、新潟大栄、ゆきぐに、糸魚川の各信組。顧客が記入する届出書や、提出する登記事項証明書などの確認書類を統一する。手続き自体は共同で行わないため、顧客は従来通り各金融機関にそれぞれ書類を提出する必要がある。

 第四北越銀は「今後も県内金融機関と連携を深め、お客さまの利便性向上に向けたサービスの提供に取り組んでいく」としている。

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