
息の合ったオールさばきで阿賀野川をローイングする「良い会」メンバー=阿賀町
東大や一橋大、早大などの大学ボート部OBが、新潟県阿賀町の津川漕艇場を訪れボートをこいだ。80代が過半数を占めるものの、今でも定期的にボートをこぐなど技術は確か。紅葉が始まった阿賀野川の景観を楽しみながら、息の合ったオールさばきを見せた。
阿賀町を訪れたのは、1966(昭和41)年ごろに各大学を卒業したボート部OBでつくる「良い会」のメンバーら36人。定年を迎えるころの99年に、今後はボートをこいで人生を楽しもうと集まった。会の名称は卒業年度の「41」を読み替えた。
年に1回、各地に遠征しており、17回目となった今回は初めて新潟県内での実施となった。
阿賀町を訪れた10月22日は、天候が穏や...
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