後半、MF谷口海斗がゴールを決め、1-2=国立競技場
後半、MF谷口海斗がゴールを決め、1-2=国立競技場
後半、FW小見洋太がPKを決め2-2=国立競技場
延長後半、FW小見洋太がゴールを決め、3-3=国立競技場
延長後半、FW小見洋太が同点ゴールを決め、3-3。すぐにボールを持って駆けだした=国立競技場

 [新潟3-3(PK4-5)名古屋]「てっぺん」の歴史に名前を残せなかった。それでも、この激闘は、県民、サッカーファンにしっかりと刻み込まれた。

 雨に降られたピッチでミスから先制を許し、0-2で迎えたハーフタイム。松橋力蔵監督は選手をあおった。「舞台が整ったぐらいの気持ちでやろう。これをひっくり返すんだ」

 それに呼応したように後半26分、MF谷口海斗がヘッドで1点を返した。しかし、その後は得点できず、このまま試合終了かと思われた後半追加タイム。初タイトルへの執念が奇跡を起こす。

 途中出場のFW小見洋太が倒され、PKを獲得した。ゴールを守るのはMVPとなった名手のGKランゲラックだったが、「落ち...

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