
指示を送る松橋力蔵監督=国立競技場
[新潟3-3(PK4-5)名古屋]「てっぺん」を目指した戦いは準優勝に終わった。サッカーJ1アルビレックス新潟は、YBCルヴァン・カップ決勝でPK戦までもつれた激闘の末に惜敗。それでも松橋力蔵監督(56)は「サポートしてくれている方々のために、タイトルは取れなかった。けど、少しは良い景色を見せられたかな」と前を向いた。
チームがJ2に甘んじていた2022年に監督に就任。パスをつないで攻める新潟のサッカーを進化させ、就任1年目でJ1昇格へ導いた。3年目の今季は、新体制の会見で「今年はてっぺんを目指します」と宣言。リーグ戦は苦戦しているが、J1復帰わずか2年でクラブ史上初のタイトルへ、あと一歩に...
残り391文字(全文:691文字)