佐渡産の子牛を県内外の業者が次々と競り落としていった高千家畜市場=佐渡市北川内
佐渡産の子牛を県内外の業者が次々と競り落としていった高千家畜市場=佐渡市北川内

 新潟県佐渡市で生まれた子牛の2024年最後の競りが佐渡市北川内の高千家畜市場で開かれた。落札された108頭の平均価格は47万6269円で、前回の7月と比べて3万5560円高かった。市場価格の上昇が影響したとみられ、生産者からは「まあまあだ」といった声が聞かれた。

 競りはJA佐渡が毎年4、7、11月に開いている。24年最後となる今回の競りは11月2日に開催され、新潟県や山形、福島、岐阜県から19業者が参加したほか、愛知県から1業者が新規参入した。

 子牛が1頭ずつ入場すると、業者は体格や血統などをチェックして次々と応札。最高価格は84万2600円、最低価格は18万2600円だった。競り落とされた...

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