チューリップの球根を植える白山小の児童ら=新潟市中央区の信濃川やすらぎ堤左岸
チューリップの球根を植える白山小の児童ら=新潟市中央区の信濃川やすらぎ堤左岸

 新潟市中央区の信濃川やすらぎ堤で、市が区内の小中学校や町内会などと連携し、チューリップの球根の植栽を行っている。11月上旬までに千歳大橋付近から萬代橋の間の両岸に約3万2000球を植える予定で、2025年春にピンクや黄色の花が一帯を彩る。

 10月中旬の活動初日には、白山小学校の1、2年生やボランティアら約80人が参加。昭和大橋と八千代橋の間の左岸に、およそ3000球を植えた。子どもたちはスコップで穴を掘り、手作業で球根を一つ一つ丁寧に埋め、土をかぶせた。「虫がいた」と土との触れ合いも楽しんでいた。

 2年生の児童は「土を優しくかけるのが大変だった。春になったら元気な花を咲かせてほしい」と話した...