
秋の小木半島を散策するメンバー=佐渡市
新潟県佐渡市内を散策して健康づくりに取り組むグループ「佐渡おとなの遠足」が2024年、発足から10年を迎えた。ほぼ月に1回のペースで続け、発足当初は10人に満たなかったメンバーは今では50人ほどに。会長の佐々木五三郎さん(79)=田切須=は「大勢の仲間で、たわいない話をしながら歩くのが楽しい」と活動の広がりを喜んでいる。
遠足は2014年、健康維持を目的に始まった。紅葉期の新穂銀山や新緑に包まれる大佐渡スカイラインなど、季節に合わせて島内各地を広く巡り、知る人ぞ知るスポットにも足を運んできた。厳密なルールはなく、各メンバーは都合の付く月に自由に参加している。
24年4月には活動100回目の節...
残り386文字(全文:686文字)