生徒が揮毫した銘板を前に記念撮影をする津南中の2年生ら=津南町芦ケ崎
生徒が揮毫した銘板を前に記念撮影をする津南中の2年生ら=津南町芦ケ崎

 新潟県津南町の芦ケ崎-上郷大井平間で建設中の国道117号新トンネルの名称が、地名を取り「灰雨反里(はいざめそり)トンネル」と決まった。トンネル入り口に掲示する銘板は、津南中学校の生徒が揮毫(きごう)。地域住民の思いが詰まったトンネルの完成へ一歩近づいた。

 銘板の揮毫は「地域の将来を担う津南中の生徒にお願いしたい」と、県十日町地域振興局が依頼。応募した9人の中から、2年生の生徒2人が選ばれた。

 完成した銘板は縦0・6メートル、横3・6メートル、重さ260キロの青銅製。生徒2人の作品は、上郷大井平側と芦ケ崎側にそれぞれ設置される。

 10月30日に津南中の2年生約40人を集めて、銘板のお披露目と現...

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