県内の学生らが食や農の振興策を提案したコンテスト=11月9日、新潟市中央区万代3
県内の学生らが食や農の振興策を提案したコンテスト=11月9日、新潟市中央区万代3

 新潟県の食品産業や農業の可能性を考える「にいがた食と農の未来」学生ビジョンコンテストが11月9日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。1次審査を通過した10チームが振興策を披露し、ワインかすを利用した養殖魚の飼料作りを考案した長岡技術科学大と県立海洋高校のチームが最優秀賞に輝いた。

 食や農への関心を高め、世界に通じる人材育成を目的に、公益財団法人「食の新潟国際賞財団」が主催した。3回目となる今回は県内の大学や専門学校などから21チームの応募があり、9日は書類審査を突破した10チームが発表した。

 新潟大のチームは酒かすを活用したハンバーガーセットを考案。こうじ菌で香りを抑えた酒かす...

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