「大地の芸術祭」閉会式で、次回開催に向けて気勢を上げ、記念撮影をする地元住民ら=11月10日、十日町市まつだい雪国農耕文化村センター農舞台
「大地の芸術祭」閉会式で、次回開催に向けて気勢を上げ、記念撮影をする地元住民ら=11月10日、十日町市まつだい雪国農耕文化村センター農舞台
「大地の芸術祭」の閉会式で踊りを披露する地元住民ら=11月10日、十日町市松代

 新潟県の十日町市と津南町で開かれていた現代アートの祭典「大地の芸術祭」が11月10日、89日間の会期を終えた。同市松代のまつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」で閉会式が行われ、住民らが演奏や踊りで祭りの閉幕を惜しんだ。

 芸術祭は2000年から開かれ、今回で9回目。41の国と地域からアーティスト275組が参加した。2市町全域を会場に、311点の作品が屋内外に展示された。

 閉会式には、芸術祭の運営に協力した地元住民ら約300人が参加。実行委員長の関口芳史・十日町市長はあいさつで「みなさんのおかげで、越後妻有の魅力を多くの人に見てもらった」と感謝した。地元代表者らが感想を発表し、民具や農機具を楽器にした演奏と踊りで式を盛り上げた。...

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