友好を深めてきた県立大と中国・黒竜江大の交流協定締結30周年を記念して開かれたシンポジウム=新潟市東区の県立大
友好を深めてきた県立大と中国・黒竜江大の交流協定締結30周年を記念して開かれたシンポジウム=新潟市東区の県立大

 新潟県立大(新潟市東区)と中国・黒竜江大との教育学術交流30周年を記念したシンポジウムが、県立大で開かれた。両校の交流の歴史を振り返り、学生の相互訪問などを通した今後の連携強化を確認した。

 県立大と黒竜江大は、1993年から学生交流や教育派遣が始まった。県立大から黒竜江大へは、留学や短期研修の形で延べ約500人が訪れ、黒竜江大からは延べ約40人が来訪しているという。

 シンポジウムは10月中旬にあり、県立大の若杉隆平学長は「30周年を節目に国際交流が一層発展することを願う」とあいさつ。黒竜江大の井立強副学長も大学での日本語教育や相互交流の歴史について説明し「今後も友好を深めたい」と述べた。

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