
JR東日本は地域との連携を強化するため、スタートアップ(新興企業)向けファンド「JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合」を設立した。運用期間20年(延長含む)で、規模は10億円。第1号案件として、新潟県燕三条地域のものづくりに関わる企業「ドッツアンドラインズ」(三条市)に出資する。
出資額は非公表。地域に根ざした事業に取り組む企業との協業を加速させる。
ファンドはJR東日本と、同社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の「JR東日本スタートアップ」(東京)とで設立した。地域連携や社会課題解決を加速させるため、運用期間は一般的なファンドと比べ長期となる20年に設定。地域活性...
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