
道の駅国上で販売されている「八丁紙」=燕市国上
    新年を迎える縁起物で、和紙で作られた切り絵「八丁紙(はっちょうがみ)」が、新潟県燕市の「道の駅SORAIRO国上」で販売されている。来年の干支(えと)である「巳(み)」をデザインしたものなど、地元で手作りされたぬくもりのある品が並んでいる。
八丁紙は白い紙で切り絵を作り、下に赤い紙を敷いて紅白のめでたい図柄を作る伝統の技術。正月にお供え餅や神棚、玄関に飾る習慣がある。
道の駅国上では毎年この時季に、地元の愛好家らでつくるサークル「分水切り絵村」の会員が制作した八丁紙を販売。地域の風物詩として人気で、市内外から問い合わせがある。
B4判の、干支の蛇をモチーフにした5種と、宝船や鶴亀といった縁起...
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