太陽光発電所を見渡す高台で説明を受ける生徒たち=阿賀野市かがやき
太陽光発電所を見渡す高台で説明を受ける生徒たち=阿賀野市かがやき

 新潟県が運営する新潟東部太陽光発電所(阿賀野市)で、県立新潟工業高校(新潟市西区)の生徒による見学会が行われた。電気科の2年生たちが、一般家庭約6700軒分の電力を賄う一大インフラに理解を深めた。

 電気関連の啓発に取り組む公益財団法人「東北電業会」(仙台市)が企画し、10月下旬に2日間に分けて行われた。

 2日目には約30人の生徒が参加。県発電管理センターの担当者が、効率よく発電するため一部の太陽光パネルの角度を夏と冬で変えることなど、さまざまな工夫を紹介した。

 「冬は天気が悪いが、年間で見ると東京と同じくらい電力が得られる」「快晴よりも雲が少しあった方が発電量が多い」との解説には、生徒から「...

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