
新潟県は11月21日、2024年県産米の1等米比率(10月31日現在)が、うるち米全体で78%だったと明らかにした。猛暑で過去最低水準に低下した23年産の14・8%から大きく回復した。コシヒカリは71%(23年産4・7%)となったが、佐渡では倒伏や雨の影響などで46%にとどまった。
県が県内の検査機関から聞き取り、「新潟米生産対策会議」で示した。県産うるち米全体の過去10年間の1等米比率平均値は68・0%、コシヒカリは68・4%で、いずれも上回っている。
こしいぶきは88%(2023年産13・3%)、新之助は98%(23年産94・7%)だった。
農林水産省は9月30日現在の新潟県の1等米比率...
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