
新潟県内の稲刈り作業
農林水産省は10月29日、全国の2024年産米の1等米比率(9月30日現在)を発表した。新潟県は84・0%で、異常高温に見舞われ過去最低水準となった23年同期の13・5%から大幅に回復した。品種別では、主力銘柄のコシヒカリが83・6%(前年同期3・6%)だった。
コシの2等米は15・9%(同42・7%)、3等米は0・5%(同50・9%)、規格外は0・1%(同2・9%)。
農水省北陸農政局によると、コシの検査の進捗(しんちょく)率は50・8%。9月中旬以降の雨や倒伏で刈り取りが遅れたため、例年より検査が進んでいない。10月末時点の1等米比率は11月下旬に発表される。1等米比率への影響について北...
残り305文字(全文:605文字)