
定例会見で記者の質問に答える花角英世知事=11月28日、県庁
7月に世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」に関わる全ての労働者を追悼する式典に韓国側が参加しなかったことについて、花角英世知事は11月28日の定例記者会見で「準備を進めてきたので残念だ」と所感を述べた。来年以降の追悼式の在り方については「国同士で丁寧に話し合いがなされていくものだ」と話した。
追悼式に出席した花角知事は会見で「世界遺産に登録されるまで尽力した全ての方に感謝する。残念にも亡くなった方々に哀悼の意を表する気持ちが実現できた式典だった」と語った。
追悼式は佐渡金山の世界遺産登録が決定した際、日韓両政府が毎年開催することで合意した経緯がある。しかし、韓国は追悼式の内容が日...
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