植樹祭で、結桜の苗木に土をかける参加者=阿賀野市村杉
植樹祭で、結桜の苗木に土をかける参加者=阿賀野市村杉

 豊かな緑を守り育む県民運動「にいがた『緑』の百年物語」の植樹祭が、新潟県阿賀野市村杉のうららの森周辺で開かれた。阿賀野市特産の桜「結桜(ゆいざくら)」21本を植え、緑あふれる古里を次世代へ残していく思いを新たにした。

 県民運動の取り組みを担う新発田地域緑化推進協議会が主催。市内外の緑化ボランティア団体や林業関係者ら約100人が参加して10月中旬に開かれた。

 植樹に先立ち、県民運動の緑化推進委員会理事長、平山征夫・元県知事が講演し「気候変動が起きている今こそ、次世代のために木を植えなければならない」と訴えた。

 結桜は、色が白からピンクへと変化する珍しい品種。参加者が、苗木の根元にスコップで丁寧...

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