12月定例会見で説明する渡辺竜五市長=12月3日、佐渡市役所
12月定例会見で説明する渡辺竜五市長=12月3日、佐渡市役所

 新潟県佐渡市の渡辺竜五市長は12月3日の定例会見で、11月24日に佐渡市で開かれた、世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」に関わる全ての労働者を追悼する式典について、「国や県としっかり議論して準備してきた。地元として、式典のやり方に問題はなかった」との認識を示した。韓国側が式典への参加を見送ったことに対しては「国と国とで議論を深めて対応してほしい」と述べた。

 追悼式は佐渡金山の世界遺産登録が...

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