フードテックタウン構想の道筋や課題を議論したイベント=12月3日、新潟市中央区
フードテックタウン構想の道筋や課題を議論したイベント=12月3日、新潟市中央区

 食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地(東京)とNSGグループ(新潟市中央区)は12月3日、食関連のベンチャー企業を生み出す「新潟フードテックタウン構想」を始める「プレイボールイベント」を新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開いた。2035年に500社のフードテック企業の誕生を目指し、学生や起業家、企業関係者らが道筋や課題を議論した。

 先端技術で食分野の課題を解決する「フードテック」を活性化させるため、食品製造が基幹産業である新潟県を舞台に仕組みづくりに挑む。25年以降、構想を推進する社団法人の設立を予定している。

 約200人が参加したイベントで、オイシックスの髙島宏平社長は「食のビジネスの...

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