サイエンスフェスで実験を楽しむ親子連れら=刈羽村刈羽
サイエンスフェスで実験を楽しむ親子連れら=刈羽村刈羽

 科学の不思議さと楽しさを知ってもらおうと、新潟県刈羽村生涯学習センター「ラピカ」でサイエンスフェスが開かれた。「キミも酸化(参加)しよう」と題し、目の前で繰り広げられる酸化と燃焼についての実験を親子連れらが楽しんだ。

 上越科学館(上越市)の永井克行館長(67)が講師を務め、11月3日に行われた。永井さんはいろいろな物質が酸素に反応する「酸化」について説明。鉄棒に火を近づけても変化しないが、鉄粉にして点火すると、酸素と接触しやすくなってよく燃える様子を実験で披露した。

 水素と酸素をホースに入れて行う実験では、大きな音が響き、子どもたちは「わーっ」と驚きながら見入っていた。

 永井さんは実験の合間...

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