
小中学生が市長や市の幹部らに鋭い質問をぶつけた「こども市議会」=五泉市役所
新潟県五泉市内の小中学生が、五泉市長や市幹部に質問する「こども市議会」が開かれた。人口減少対策や市の魅力の発信方法などを巡り、鋭い質問が飛び出し、子どもたちは生活と政治について関心を高めた。
小中学生が市政への理解を深めるとともに、市が子どもの視点を生かした意見を聞く場を設けることを目的に11月上旬に開かれた。
市内小中学校や特別支援学校から13人が参加。田辺正幸市長や教育長、各課の課長らが並ぶ議場で、実際の市議会にならい「一般質問」を行った。
「公園や運動場を造ってほしい」「放課後にみんなが集まる場所がほしい」など、子どもの視点ならではの意見が出た。旧村松藩の村松城があったことから「ご城印...
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