「ほっとした」「来年もJ1で戦える」-。サッカーJ1最終節が行われた12月8日、アルビレックス新潟は浦和に0-0で引き分けて勝ち点1を獲得し、自力でJ1残留を決めた。敵地埼玉スタジアムでチームを鼓舞し続けた約5000人のサポーターは胸をなで下ろし、「高みを目指して」と来季の奮闘を願った。
試合終了のホイッスルが響くと、サポーターたちは涙を流して抱き合い、残留の喜びをかみしめた。主将のDF堀米悠斗選手、GK小島亨介選手を中心に、最後まで体を張ってゴールを死守したチームに大きな拍手を送った。
必死でチャント(応援歌)を歌って応援した東京都板橋区の会社員の男性(31)=新潟市出身=は「とにかくよか...
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