
雪の中、大一番となる浦和戦に向けてチーム練習をするアルビレックス新潟の選手=聖籠町
J1アルビレックス新潟は最終節の12月8日午後2時から、埼玉スタジアムで12位浦和と対戦する。新潟は勝つか引き分けで自力残留が決まるが、負ければ他チームの状況次第でJ2降格の可能性がある。総力を結集して残留を決めたい。松橋力蔵監督は「最後まで諦めずに勇敢に戦わなくてはいけない」と気を引き締める。
新潟は浦和とは今季、5月のホーム戦で2-4で敗れた。J1リーグ戦通算でも1勝6分け24敗と苦手にしており、敵地では一度も勝てていない。それでもGK小島亨介は「今の選手は対戦回数はそこまで多くないので、あまりそういう気持ちはない」と意に介さない。
今季は下位3チームがJ2に自動降格する。既に鳥栖と札幌の降格が決まり、残り1枠は16位柏、17位新潟、18位磐田に絞られた。3チームとも8日午後2時からアウェーで試合があり、その日に残留チームが決まる。
新潟と磐田の勝ち点差は3で、磐田は引き分けか負けで降格が決まる。新潟が負け、磐田が勝った場合は勝ち点41で並ぶため、まずは得失点差での勝負となる。柏も負ければ同41で並ぶが、得失点差で残留の可能性は高く、新潟と磐田の事実上一騎打ちの構図となっている=表参照=。

松橋監督は勝利を目指すことが大前提としつつも...
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