うららこすどお正月お楽しみ満足セット「竹」
うららこすどお正月お楽しみ満足セット「竹」

 笹団子用のササの供給不足が深刻になる中、新潟市秋葉区小須戸の交流拠点施設「うららこすど」では、地元の人だけでなく従業員も自ら山に入ってササを確保し、地元産にこだわった商品作りを続けている。同施設で笹団子の販売を始め、2025年春で20年。「地元の味を絶やさないためにもより多くの人に知ってほしい」と、今冬には送料半額の贈答用セット販売に挑戦するなど、PRにも力を入れている。

 うららこすどの野菜直売所には加工部があり、地元の農産物で作ったさまざまな加工品も売っている。中でも自慢なのが笹団子だ。

 昔の小須戸地区では田植え後に農家の女性がお茶を飲みながら笹団子を作っていた。そんな慣習が徐々になくなる...

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