
海洋高の生徒に教わりながら魚醬造りに挑戦する八千浦小の児童たち=上越市下荒浜
新潟県上越市下荒浜の八千浦小学校5年生24人が、魚を発酵させた調味料「魚醬(ぎょしょう)」の仕込みをした。上越市や糸魚川市で捕れたサケをミンチにしたものに塩などを混ぜ合わせ、おいしい魚醬ができるよう丁寧に作業をした。
八千浦小の5年生は、地域学習で上越の食や発酵について学んでおり、みそ造り体験やしょうゆの醸造場見学をしてきた。魚醬造りはその一環。
八千浦小は12月4日、サケの魚醬「最後の一滴」を開発した海洋高から食品科学コースの3年生ら5人を講師に招き、造り方を教わった。
児童たちは、ミンチ状のサケや塩、しょうゆこうじなどの分量を慎重に測り、ボウルに入れた。海洋高生から「固まりをつぶすように...
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