
2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まり、京都・清水寺で揮毫する森清範貫主=12日午後
日本漢字能力検定協会は12月12日、2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まったと発表した。パリ五輪・パラリンピックの金メダル獲得などの「光の金(きん)」と、政治の裏金問題や金目当ての闇バイト強盗事件などの「影の金(かね)」という二つの面で注目が集まったとした。新潟県の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の世界遺産登録も理由に挙げられた。
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京都市の清水寺で12日、森清範貫主(かんす)が縦約1・5メートル、横約1・3メートルの和紙に揮毫(きごう)した。
1995年に始まった...
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