菓子メーカーのブルボン(新潟県柏崎市)は、同業のロッテ(東京)と鉄道輸送での協力を始めた。ブルボンの菓子を福岡県まで運んだコンテナを復路でロッテが利用する。

 ブルボンは2016年から断熱性能が高い「スーパーURコンテナ」を使って西日本向けに鉄道輸送を行っている。ただ復路の荷物がなく、効率や環境面で課題になっていた。

 今回の協力は11月にスタートした。ブルボンの「ルマンド」などを新潟県から福岡県に運んだ後、ロッテが九州の工場で生産した「チョコパイ」などを積んで大阪府内まで輸送する。

 ブルボンとロッテは「物流部門でのコラボレーションにより輸送コストを削減できるだけでなく、物流効率化にも貢献できる...

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