赤穂四十七士の法被を着て議場に入る新発田市議会の市議=12月12日、新発田市中央町3
赤穂四十七士の法被を着て議場に入る新発田市議会の市議=12月12日、新発田市中央町3

 新潟県新発田市議会は12月12日、12月定例会初日の本会議を開き、市議と二階堂馨市長ら執行部が、赤穂四十七士の名前が襟元に入った法被を着て議場入りした。吉良邸討ち入りがあった14日を前に、浪士の一人で新発田出身の堀部安兵衛をアピールするため、2013年に初めて実施。12月定例会初日の恒例行事となっている。

 安兵衛の法被に身を包んだ宮崎光夫議長を先頭に、市議全24人が議場に入場。大石内蔵助の法被姿の二階堂市長ら、執行部側14人が出迎えた。宮崎議長は「赤穂義士が義の心を貫き通したように、真に市民のための議論を大いに交わしたい」とあいさつした。

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