赤穂四十七士の法被姿で来庁者に対応する新発田市の職員=12月13日、新発田市中央町3
赤穂四十七士の法被姿で来庁者に対応する新発田市の職員=12月13日、新発田市中央町3

 新発田出身の剣豪、堀部安兵衛ら赤穂四十七士が吉良邸に討ち入った12月14日を前に、新潟県新発田市の職員約40人が13日、四十七士の名前が襟元に入った法被を着て業務に当たった。安兵衛をしのんで14日に開かれる「義士祭」のPRも兼ね、毎年実施している。

 法被姿となったのは、来庁者の目に付きやすい市役所本庁舎(中央町3)の1階で勤務する市民生活課と、環境衛生課の職員。マイナンバーカードや転入転出関連などの手続きに、毎日約400人の市民らが出入りしているという。

 手続きに訪れた大手町3の団体職員(51)は「(郷土ゆかりの人物を)アピールするのはいいこと。どんどんPRしてほしい」と話した。

 安兵衛の法...

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