
赤穂義士の衣装で少年少女剣士が市内を練り歩いた「義士祭」=12月14日、新発田市中央町3
新潟県新発田市出身の剣豪、堀部安兵衛ら赤穂四十七士が討ち入りした日の12月14日、安兵衛をしのぶ「義士祭」が新発田市で行われた。赤穂義士の衣装に身を包んだ少年少女剣士が、勇ましく掛け声を上げながら市内を練り歩いた。
安兵衛を顕彰する新発田市の市民団体「武庸(たけつね)会」が毎年12月14日に行っている。会場となる長徳寺(新発田市大栄町2)は安兵衛の父の菩提(ぼだい)寺。2017年には、四十七士の墓がある泉岳寺(東京都)から分骨を受け、安兵衛の墓が建立されている。
しのぶ会や御免町小学校児童による安兵衛太鼓が披露された後、新発田市剣道連盟に所属する少年少女剣士約30人が長徳寺を出発した。寒空の...
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