
除雪体制について、関係者が情報共有した燕市雪害対策連絡会議=燕市吉田東栄町
降雪期に備えて、新潟県燕市は国や県、関係企業などと合同で雪害対策連絡会議を市内の吉田産業会館で開き、除雪体制や市民への情報発信について話し合った。市は今冬から、除雪の作業状況の公開を始めると説明した。
会議は11月下旬に開かれ、約40人が出席した。鈴木力市長は「最近の傾向として一気に、集中的に降り、混乱を招いている。万全の態勢で臨む必要がある」と呼びかけた。
市が導入するのは「除雪状況提供システム」。スマートフォンやパソコンから誰でも、市道除雪の進捗(しんちょく)を確認できる。各除雪車に衛星利用測位システム(GPS)を搭載し、除雪車の現在位置や除雪が終わった道路、これから除雪する道路の情報を...
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