
流雪溝の水流を自動で分岐できる雲田商会の制御システムの装置=妙高市田町2
上下水道設備設計管理の雲田商会(新潟県妙高市学校町)は、流雪溝道路脇に設けた側溝に路上の積雪を投げ入れ、水の流れを利用して近くの河川まで雪を運ぶ施設。の水の流れを自動的に切り替えるシステム「スノーマン」を開発した。流雪溝は地域全体に水を流すため、交差している箇所で水の流れを変える操作が必要だが、自動化することで住民の負担軽減につなげる。雲田商会は「高齢化が進む中で水管理は手間になっている。雪が多い地域に導入してもらえれば」としている。
雲田商会はIT技術を活用して、ポンプの遠隔制御などをしている。2023年4月期の売上高は約6億円で、...
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