小千谷西高の生徒が開発した防災食の試食会=小千谷市本町1
小千谷西高の生徒が開発した防災食の試食会=小千谷市本町1

 新潟県小千谷市の小千谷西高校3年生が開発した防災食の販売会が、本町1の「ホントカ。」で開かれた。防災について学んだ生徒が「避難所でも前向きな気持ちになってほしい」という思いで作ったレトルトのカレーとスープを紹介し、多くの市民が買い求めた。

 商品開発は、中越地震を経験していない高校生に防災意識を高めてもらおうと、市などが企画。米菓製造の阿部幸製菓(小千谷市上ノ山4)と連携し、4月からメニューやパッケージデザインを考え、しょうがが効いた「ぽっかスープ」と辛さが決め手の「ここ辛カレー」を発売した。

 販売会は12月16日にあり、生徒が市民ら約50人に、スープにはしょうがで「心も体も温めてほしい」とい...

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