
新潟県五泉市村松乙の事業場で鉛などによる土壌汚染が確認された問題で、県は周辺の地下水を調べ12月23日、事業場から10メートル以内の2地点でそれぞれ1リットル当たり0・0014、0・0015ミリグラムのテトラクロロエチレンを検出したと発表した。環境基準値(0・01ミリグラム)は下回った。県によると、健康被害は確認されていない。
調査は事業場から100メートル程度の範囲内で実施。テトラクロロエチレンは5地点で調べ、他の3地点は検出下限値(1リットル当たり0・0005ミリグラム)未満だった。鉛は3地点で調べ、いずれも検出下限値(0・005ミリグラム)未満だった。
県は17日、この事業場から鉛など...
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