
柏崎刈羽原発6号機(右)と7号機
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は12月26日の定例記者会見で、2025年6月10日に6号機へ核燃料を装塡(そうてん)すると公表した件で、県から苦言を呈されたことについて「コミュニケーションの在り方には改善余地があったと考えている。改善を図りたい」と述べた。
6号機への燃料装塡について、新潟県防災局は県議会12月定例会の厚生環境委員会で、東電に「かなり強めの苦言を呈した」と説明。安全対策工事や装塡前の検査が一通り終了してから燃料装塡予定日を発表した7号機と比べて、半年以上先の工程を公表するのは性急ではないかとの理由だった。県議からも工程の発表が突然だったとして、東電に抗議するべきだ...
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