
新潟中央卸売市場で行われた新年恒例の初競り=1月5日、新潟市江南区
新春恒例の青果物の初競りが1月5日、新潟市江南区茗荷谷の市中央卸売市場で開かれた。高値続きの相場が落ち着くことや、野菜や果物の消費拡大への願いを込め、県産のダイコンやサツマイモなどがぎっしりと積まれた「宝船」が、次々と競りにかけられた。
色とりどりの野菜や果物が載せられた宝船は約30艘(そう)が用意され、市場には競り人の威勢の良いかけ声が響いた。仲卸業者らが取引先への贈答用などとして競り落とした。最高で8万円の値が付いた。
初競りに先立ち、花角英世知事や新潟市の井崎規之副市長ら来賓や市場関係者約300人が集まり、初市行事が行われた。
新潟青果協会会長の大澤厚志・新潟中央青果社長はあいさつで、...
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