はしご車による放水などが行われた消防出初め式=1月5日、魚沼市の小出本町通り
はしご車による放水などが行われた消防出初め式=1月5日、魚沼市の小出本町通り

 新潟県魚沼市の消防出初め式が1月5日、小出本町通りなどで行われた。消防団員らが放水訓練やパレードなどを行い、市民に意識啓発を呼びかけ、防火への決意を新たにした。

 魚沼市消防団と市消防本部が主催。消防団員ら約410人と車両約60台が参加した。

 放水訓練では、内田幹夫市長が見守る中、現場本部を手際良く設置し、「火の用心」の垂れ幕を掲げたはしご車から勢いよく水が放たれた。建物への延焼を防ぐため、道路では穴の開いたホースを使って水幕放水が行われた。

 消防団は木やりとまとい振りを披露。パレードも行い、団結を高めた。見学に訪れた市内の70代女性は「より一層、火の用心を心がけたい」と話した。

 パレード後は...

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