マリンピア日本海で展示されているヤリマンボウの標本=1月11日、新潟市中央区
マリンピア日本海で展示されているヤリマンボウの標本=1月11日、新潟市中央区

 新潟市中央区の市水族館マリンピア日本海で、マンボウの一種「ヤリマンボウ」の標本が1月13日までの期間限定で公開展示されている。マリンピアの担当者は「日本海にこんな魚がいるのだと、実物を見て知ってほしい」と話している。

 マリンピアによると、ヤリマンボウは世界中の熱帯域や温帯域に生息している。日本海側には対馬海流によって運ばれてくるといい、新潟市内では時折、海岸に漂着しているのが見つかる。

 舵(かじ)ビレの中央部がやりのように突出していることが名前の由来で、展示されている個体は体長113センチ、体重51・2キロ。11日に同市西蒲区五ケ浜の海岸に流れ着いているのが見つかり、状態がいいことから展示を...

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