最大震度5弱を観測した1月13日の地震で、気象庁は南海トラフ巨大地震臨時情報東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が発生した場合や、異常な地殻変動を観測した際、気象庁が有識者による評価検討会を臨時開催し、巨大地震との関連を調査、判断する。M8以上の地震が起き、後発地震の可能性が高まったと評価されると、危険度が高い「巨大地震警戒」が出て、沿岸住民らは事前避難を求められる。M7以上、M8未満と評価された場合は「巨大地震注意」が出る。を出し、調査を行った。政府は災害前にできることとして、水や食料の備蓄を確認するほか、家具の置き方を工夫するなど、非常時への備えを...

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