赤く実った越後姫を丁寧に収穫する柏崎市のファームくじらなみの小鹿翔子さん=1月14日、柏崎市鯨波
赤く実った越後姫を丁寧に収穫する柏崎市のファームくじらなみの小鹿翔子さん=1月14日、柏崎市鯨波

 新潟県産ブランドイチゴの「越後姫」の出荷が柏崎刈羽地域で本格化している。柏崎市鯨波の「ファームくじらなみ」では、生産者が朝から大粒のイチゴを一つ一つ、丁寧に収穫している。柏崎刈羽地域の越後姫は、JAえちご中越(長岡市)管内の柏崎市や長岡市の直売所に並ぶ。

 越後姫は気温が低く、日射量が少ない新潟の冬に対応できるイチゴとして、1996年に生まれた。ほどよい酸味と豊かな甘みが特徴で、柏崎市のほか、新潟市や新発田市など県内各地で栽培されている。

 柏崎刈羽地域では5生産者が約73アールで栽培しており、今季の出荷量は平年並みの22トンを見込む。出荷のピークは2回あり、1月下旬〜2月上旬、4月上旬〜5月上...

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