「佐渡島の金山」のシンボル道遊の割戸
「佐渡島の金山」のシンボル道遊の割戸

 「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を受け、登録を目指して推進活動を展開してきた市民団体「佐渡を世界遺産にする新潟の会」が、3月末をもって解散する方針であることが1月16日、分かった。来月9日に新潟市で開く臨時総会で、解散についての議案を諮る。

 池田哲夫会長(74)=新潟大名誉教授=は新潟日報社の取材に対し、「登録という目標を達成し、一定の役割を果たした」とコメントした。

 新潟の会は2012年3月、佐渡島内だけでなく、新潟県内全域で登録推進活動を盛り上げようと設立された。県や佐渡市などと連携した啓発イベントや講演会、会員が講師となって小学校に出向く出前授業などを担ってきた。昨年12月1...

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