
専門家を招いて行った道徳教育の講演会=長岡市悠久町2
豊かな人間関係をつくり、充実した人生を送る手だてを考える道徳教育の講演会が、新潟県長岡市悠久町2の栖吉中学校で開かれた。全校生徒約200人が、童話の内容と瞽女(ごぜ)の言葉を基に、人生の指針を学んだ。
ともに新潟県出身で国学院大学の田沼茂紀教授と、NPO法人高田瞽女の文化を保存・発信する会の国見修二理事を招き、1月17日にあった。
田沼教授は、さまざまな悩みを抱えるでんでん虫が、他者も同じ環境であることに気付き、前向きになるという童話を朗読。「自分の課題を解決するのに、自分だけで考えていても限界がある。悩みや課題を解決するために、他者と関わり、力を借りれば糸口がつかめる」と強調した。
国見理...
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