安全で効率的な除雪作業の技術を実践する「越後雪かき道場」が1月26日、新潟県長岡市川口地域の木沢集落で開かれた。前日に道具の使い方などを学んだ参加者が、実際に屋根の雪を下ろしたり埋もれた窓を掘り出したりして汗を流した。

 長岡市のNPO法人中越防災フロンティアと県の共催。雪かき初心者の技術向上と、地域が除雪ボランティアを受け入れる練習を兼ねて2007年から実施している。

 木沢集落では新潟県内外の18人が1泊2日で参加した。初級者と中級者に分かれ、25日は座学などで道具の使い方や命綱の使い方を学び、26日は集落内の住宅4軒で除雪作業をした。

 屋根から落ちた雪が敷地内に2メートル以上積もっていた家...

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