たなか食堂が自家栽培のカグラナンバンを加工した瓶詰め
たなか食堂が自家栽培のカグラナンバンを加工した瓶詰め

 新潟県南魚沼市舞子の舞子スノーリゾートの麓にある「たなか食堂」では、自家栽培のカグラナンバンを使った瓶詰めが人気だ。食堂で提供するカレーやチャーシュー丼のアクセントとしても使われており、魚沼の食の魅力を観光客らに届ける。

 たなか食堂は1958年開業。家族経営の食堂で、米の栽培を行う傍ら、冬は舞子スノーリゾートで食堂を営み、スキー客らに長年愛されてきた。

 瓶詰めは2022年から販売している。20年に食堂を継いだ3代目の田中優士(まさし)さん(42)が、食堂ならではの商品を売りにしようと、自家栽培しているカグラナンバンの加工品を考案。客に試食をしてもらうなど、妻の千秋さん(35)らと試行錯誤して...

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