事故現場の踏切に向かい頭を下げるJR東日本の喜勢陽一社長(前列中央)ら=2月1日、津南町上郷寺石
事故現場の踏切に向かい頭を下げるJR東日本の喜勢陽一社長(前列中央)ら=2月1日、津南町上郷寺石

 新潟県津南町上郷寺石のJR飯山線大根原(だいこんばら)踏切で、JR東日本の社員が誤って踏切内へ誘導した車に列車が衝突し、車を運転していた小千谷市の男性=当時(59)=が亡くなった事故から、2月1日で14年となった。JR東の喜勢陽一社長らが現場を訪れ、慰霊した。

 喜勢社長や白山弘子新潟支社長ら幹部8人は、事故現場の踏切を渡る前に深く頭を下げた。事故後に建てた「安全の誓い」の石碑の前で黙とうし、献花した。

 喜勢社長は報道陣に「改めてご冥福をお祈り申し上げる。二度とこのような事故が起こらないよう、引き続き究極の安全の徹底を図るとの決意を新たにした」と述べた。遺族の意向を受けて2024年7月、石碑の...

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