
警察官が技術を競った逮捕術大会=新潟市中央区
犯人を素早く取り押さえる技術を競う逮捕術大会が、新潟市中央区の市鳥屋野総合体育館で開かれた。新潟県警本部と県内全29署から予選会を勝ち抜いた11チーム約60人が参加し、日頃の訓練で鍛えた技術を競い合った。
逮捕術は相手に与える打撃を最小限に抑えながら、効果的に取り押さえる技術が求められる。大会は1月28日に実施した。
4人一組の団体戦で競技用の警棒や短刀などを使い、防具に身を包んだ警察官が相手の肩や胴を狙って攻め込んだ。会場からは「落ち着いていけ」「間合いに入れ」と声援が送られ、相手の隙を突いた技が決まると歓声が上がった。
徒手対徒手で全勝し、優勝に貢献した長岡署地域課の赤塚丞一郎(じょうい...
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