外国人富裕層を地方に呼び込むための観光庁のモデル観光地に選定された「佐渡・新潟エリア」について、新潟県観光協会(新潟市中央区)などが誘客の具体的な取り組みを示すマスタープラン(基本計画)を作成し、2月6日までに観光庁に提出した。消費単価の高い外国人旅行者を戦略的に呼び込みつつ、受け入れ先となる宿や交通機関、体験メニューなどを充実させていく。

 プランでは、佐渡・新潟エリアの最も重視する価値観(コアバリュー)を「大地と雪の恩恵」とし、山、川、海の暮らしを体験できる旅を提供するとうたう。

 コアバリューを意識した旅を提供できる「佐渡」「新潟・阿賀」「湯沢・魚沼」など8カ所を軸にブランド化を進める。

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