
3月末での解散を決めた「佐渡を世界遺産にする新潟の会」の臨時総会=9日、新潟市中央区
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録に向け、登録推進活動を展開してきた市民団体「佐渡を世界遺産にする新潟の会」は2月9日、新潟市中央区で臨時総会を開き、3月末で解散することを正式に決めた。2024年7月に登録が決まり、一定の役割を果たしたと判断した。
臨時総会には約90人が出席。解散議案に対し、会場から今後の活動についての質問が出た。事務局側は会員が講師となって小学校などで実施している出前授業については、会の解散後も県に協力すると説明し、承認された。解散時の残余金は佐渡市に寄付する。約20万円が見込まれるという。
新潟の会は2012年3月に設立された。池田哲夫会長は総会終了後、13年間...
残り162文字(全文:462文字)